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全中スケート観戦 [日記]

2月6日、長野市のビッグハットに全国中学校スケート大会を観に行ってきました。

長野駅前.jpg


同じ時期にカナダ・バンクーバーで四大陸選手権が開催されていたので、できるなら
バンクーバーに行きたかったのですが・・・海外まで行くお金がなく(泣)
当然3月のロサンゼルス世界選手権にも行けません。
ならば国内大会を、と思ったものの年明け平日開催のインターハイにはとても行けない。
同じく平日にお目当ての試合があった八戸国体も逃し。(おまけに青森は遠い・・・)
なんとかこの大会には行く事ができました。
トップ選手がバンクーバーで頑張っているあいだ、中学生選手も長野でしのぎを削って
いましたよ!

私が観てきたのは男女のAクラス。
会場に入ったら、ジャッジ反対側には地元の小学生たちが応援にかけつけていました。
その様子がniftyさんのブログに掲載されています。→こちら

いつもブログを観てくださっているかたにはなんのことやら・・・?だと思うのでここから先は
興味のある方だけどうぞ。

テキトーな全中レポ


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新年のごあいさつ [日記]

2月になってしまいましたが…
新年明けましておめでとうございます。

おかげさまで元気にしています。
スケート観戦のほうも忙しくしてました(笑)。

庭の福寿草が咲き出しました。
殺風景な庭に黄色の花がよく映えます。
水仙の芽も伸びていました。
正月に芽が出ていたのですが、ピンと来なくて周りの落ち葉をすっかり掃いてしまったので…
寒い思いをさせたかも?
春がもうすぐやってきます。

ではまた、次の更新まで…
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日本女子、強い! [日記]

代々木体育館から帰ってきました!

いや~、日本のお客さんはいつからあんなに大騒ぎするようになったんでしょう!
私もその一人ですけれど(笑)

金曜の初日は仕事が終わらず、会場での観戦はおろかTV観戦もならず涙目で帰宅。。。
今日(すでに昨日ですね)はペアのフリーから代々木第一体育館で観戦しました。
昨日観られなかった鬱憤をはらすべく、日の丸をブンブン振り回してきましたよ。

TVも録画しておらず、生観戦の記憶のみで書くので間違っていたらゴメンナサイ。

最近自分の中では試合よりアイスショーでおなじみの井上怜奈&ジョン・ボルドウィン組。
いくつかミスがありましたが(冒頭、ジョンが3トゥループを失敗してしまいました、、、)
その後はよく纏めたと思います。特にスピンの回転が2人揃っていて素晴しかった!
アメリカのカップルですが、日の丸振っちゃいました。
井上さんはAfracのCMに出てますが、あの小柄な身体で重い病気を克服して、
長く現役選手も続けて・・・本当に素晴しいですね。

アイスダンスは総合2位のナタリー・ペシャラ&ファビアン・ブルザがよかったです!
総合2位ではありますが、フリーダンスだけなら堂々1位。
演技後ガッツポーズが出ました!観客もスタンディングオベーション、ヒューヒューの歓声多数。
毎シーズン、コケティッシュな魅力で楽しませてくれるカップルです。
生で観られてよかった~。

女子シングルの試合になったら、会場が急に満員になりました。
いやーもったいない。せっかくチケット持っているんだからペアもダンスも観ましょうよ!
試合前の国際スケート連盟作成?のプロモーションビデオもかっこいいし~。
(実は国際試合の楽しみのひとつがこのISUビデオ。売ってほしい・・・)
あれは会場にいる人だけの特権ですよ!
今回は30回を記念して?どーも君も滑っていました。かわいかったです。
しかし中の人、あのカブリモノでよくスピンできますね。びっくりしました(笑)

今回は来賓として伊藤みどりさん、カタリナ・ビットさんも観戦されていますね。
ビットさん、相変わらず美しい~。今日はわりとカジュアルな服装でしたけど
大人っぽいお色気たっぷりでした。

さて女子です。
日本選手で最初に出てきたのは中野友加里選手。
SPの成績がよくなかったのですね。この位置で出てきたことには正直びっくりしました。
ジゼルの衣装、袖のパフスリーブを変えましたね。破けた感じを出すことで
発狂した感じとか、幽霊になった感じを出したいのかな?と感じました。

股関節と足首の故障のせいか、東京ブロック大会よりスピードが出ていない印象は
受けました(特に最後のストレートラインステップ)が、ほんとによく頑張ったと思います!
ジゼルが発狂して死んでから、後半の演技は中野さんの演技や音楽の後押しも
あるので会場を味方につけやすいと思いますが、今日はそれ抜きで!
友加里ちゃん頑張れ!の空気が会場に満ちていたように感じます。たぶん中野さんにも
伝わったことでしょう。満場のスタンディングオベーション。
ビットさんも立ち上がって称えていましたよ~。

次に出てきたのは鈴木明子選手。
この選手誰だろう・・・と思われた方もいると思いますが、有望視されながらも
体調不良で数年間スケートができず、2シーズン前に復帰してきた選手です。
ダークアイズ。ほんとはあまり微笑みながら演技する曲ではないのかもしれないけど
彼女は緊張の中でもN杯のリンクに立っていることへの充実感に溢れている感じがしました。
スタンドでもわりと前列だったので選手の表情は肉眼で確認できたのですが、
あっこちゃん、本当にいい笑顔で滑ってました。
2年前の国体でみて以降、この人の演技にはなぜかいつも泣かされちゃう。
よかったね、あっこちゃん。ほんとにここまで上がってきてよかった。。。
しなやかで優しいけれど強いダークアイズ。会場はまた大歓声とスタンディングオベーション。

最終滑走の浅田真央選手。
6分練習でもトリプルアクセルを次々と決めてフランス杯のときとは別人!
(パリには行っていませんよ、念のため^^;)
今からそんなに跳んじゃって大丈夫なのかしら・・・なんて心配してしまいました。
真央ちゃんが試合でアクセルの軌道に入る時はいつも、自分が跳ぶわけでも
ないのに血が泡立つような緊張をしてしまいます。

しかしまあ、1回目の3Aのなんと高かったこと!

2回目の3Aは残念ながらダウングレードとなったようですが、それでも2回跳んで
コンビネーションまでつけるんですから。。一体どんな身体能力なんでしょうねー。
フランス杯で転倒してしまったサルコウも今回はちゃんと跳べてよかったです。
私の見た印象、最後のストレートラインステップでちょっとミスがあった感じはしましたが
よく頑張って刻んでいったと思います!最後の最後で転びそうになったときには
思わず「キャー!」と言っちゃいました。相当疲れたんでしょうね。鬼プロだもの!

思わず真央ちゃんも苦笑いでしたけど、あの「あちゃ~w」な苦笑いで
場が和んだ気がします。ほんと、不思議な魅力を持つ選手ですね。

表彰台に3選手が乗り、日の丸が3つ並んで君が代を聞いたのは2年ぶり。
国際大会で君が代を聞くのはやはりいいものです。
全員愛知県出身なので表彰台も和やかでしたよ~♪

明日(ってもう今日だけど)は男子のフリーです。
織田くん、無良くん、南里くん。日本男子もゴーゴー♪また日の丸振って応援してきます!
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元気に観戦中 [日記]

フィギュアスケートのシーズンが始まって、今年も観戦三昧になっています。

会社関係で昨日久しぶりにお会いした方がいたのですが、開口一番
「お!フランス行ってきた?真央ちゃん調子悪かったね~」 と言われてしまうし、
携帯のメール着信音が鳴って開けてみたら
「いまどこ?日本にいる?現地で観戦中?」と言われる始末。

ちゃんと日本でテレビ観てますよ~(笑)

来週のNHK杯は代々木体育館で現地観戦しますが・・・
やっぱり真央ちゃんの出来が気になりますね。

フランス杯で見たショートプログラムは正直退屈さを感じてしまう出来。
第一、選曲がね・・・ピアノ版のほうがしっくりくる気がしました。外野が言っても仕方ないけど。
フリーはショートよりスピードが出ていたし、最後の難しいステップも踏めていると思いますが
こなせるようになるまでは時間がかかるかもしれませんね。
彼女が苦手にしているサルコウもトゥループも入っているので、不安を感じているのかな~。
とはいえ、ルッツの踏み切り矯正はe(不正)から!(ちょっと不正)まで来ていますから
一生懸命トレーニングして、直しているのだと思います。

めずらしく荒川静香さんが真央ちゃんのことについて触れていました。→公式サイト

同じタラソワさんに師事していたし、荒川さんもルッツの踏切矯正の経験があるし
世戦に勝った後苦労した経験があるからこそ、真央ちゃんの苦労がわかるのでしょうね。
あるいはテレ朝のスタジオで松岡修造にうるさく聞かれたのかな?
真央ちゃん、緊張感とうまくつきあってNHK杯では笑顔の出る演技を。頑張って!

高橋大輔くんは前十字靱帯と半月版損傷で今シーズンお休みとなりました。

無理しないで休んだ方がいいと思っていましたが、手術と聞いてやっぱりショックで・・・
そんな中で彼が発したメッセージ。→高橋大輔からのメッセージ

一番ショックで不安であろう大輔くんからこちらが元気づけられてしまいました。
あくまで前向きに物事を捉えようと頑張る大輔くんに拍手です。
絶対完治して戻っておいで。
来年の全日本で「怪我してましたが、何か?」くらいの勢いで優勝してもらって、
バンクーバーでは成績うんぬんより、彼自身が楽しんで、喜びを感じてその場に立ってくれたら
それでいいように思ってます。
それでもやっぱり大輔くんのいない試合は寂しい。楽しみに待ってますよー!!

来週のNHK杯は久々に登場の織田くん、シニア1年目の無良くん、大輔くんの代わりに
出場が決まった南里くん。
女子は中野さんに、体調不良からの復帰から快進撃を続ける鈴木さん。
日本勢みんな楽しみですが、N杯初出場の無良くん、鈴木あっこちゃんに注目しています。
南里くんはテレビ放送が無い試合だといい成績なので(^^; テレビ放送無いよ~って
こっそり誰か言ってくれないかしら。そんなウソ言ってもしょうがないけどね(笑)
来週は日の丸片手に応援してきます!

その前にこの連休は名古屋で全日本ジュニアの試合が行われます。
私は最終日、名古屋に行ってきます。
東日本の選手達のほうが馴染みがあるので、どうしてもそっちの応援になると思うけど
西にもたくさんいい選手がいるのでいい試合になることを期待してます!
特に男子は世界ジュニアに行ける枠はたったの「1」。誰が優勝するかな。楽しみに行ってきます!

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秋らしい一日 [日記]

スケートの記事が続いてしまいました。
でも選手の引退の記事ばかりだし、さらに大輔くんのケガまで・・・。

大輔くん、ファンの心配を見越してかブログを更新しました。本当に気配りの人です。
見た目チャラ男だけど(失礼)ヘタな大人とは比べ物にならないほど気構えが素晴しい。
この記事を書いている時点でまだ検査結果が出ていませんが、どうか軽症でありますように。

スケートのことはこのへんにして。

10月下旬の週末、奥多摩で芋煮会をしてきました♪

牛肉+しょうゆ味の山形風
豚肉+味噌味の仙台風

2種類作ることに。
私は仙台風のチーフになりました。
仙台風は一般的にいう、豚汁を思い浮かべていただければよいと思います。

チーフって、何するんだろ。当日作ればいいのよね?と思ったら
幹事から山形、仙台チーフへ最初の指令。
「当日の手間を減らすため、茹で済みパック里芋3.5Kgづつゲットしてくること!」

うわ[がく~(落胆した顔)]そんなにたくさん調達できるかな・・・。
山形班のチーフさんが「中国産でもいいですか~?」と準備ミーティングで聞いて了解を
とってくれたけど、それぞれ内に秘める思いは一緒。
(絶対に国産をゲットしてみせるぞ・・・)

それぞれ心当たりのスーパーを探し、私は3軒、山形班のチーフさんは6軒(!)まわって
国産の茹で里芋を無事ゲットし、奥多摩のキャンプ場へ向かったのでした。

本当はもちろん生芋をむいてやりたいところですが、時間が無いのでね。

ネギもこんな量。編集後IMG_0001.jpg

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アウトドアには慣れているハイキングクラブの面々。火起こしもスムーズ。さすがです!

準備も着々と進みます。生芋から作ったこんにゃくをみつけてつまみ食い(笑)
売られているこんにゃくはこんにゃく粉から作られているものが一般的。
生芋をすって、練って作るこんにゃくとは食感がまったく違います。
芋も3年くらいかけて作るんですよね。よって、ちゃんとしたこんにゃくを見かけたら見逃しません。

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写真ではにんじんが主役張ってますが(笑)
これは仙台風に投入します。

だいぶいい感じになってきました。
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お味噌は幹事さんが持ってきてくれた、手作り3年熟成のものを。
普段自分が食べているよりぜいたくな豚汁になりましたよ♪

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山形風もできあがりました。
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同じアングルで撮ってしまったのでどっちがどっちかわからないですね(^^;

おつまみや焼きそばの準備もはじまって・・・
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できました!!(焼きそばのソーセージがタコになっちゃったのはご愛嬌♪)
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食事も出揃ったところで、にぎやかにカンパーイ♪
ハイキングクラブの現役、OB入り混じっての大宴会となりました。

落ち着いたところで多摩川へ降りてみました。
河原もバーベキューをする人たちでいっぱいです。

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どこもかしこも、煙のにおいでいっぱい。屋外なのにたっぷり燻されました・・・
臭い!と言いつつ燻されるのは、実は嫌いじゃなかったりして。

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このときはまだ紅葉には早かったので今頃が見ごろでは、思います。
実はこの写真を撮った後、片足を川に突っ込んでしまって足元ずぶ濡れに(笑)なんでだろ?

芋煮会は夕方でお開きになりましたが、キャンプ場にお泊りの人とスタッフ担当は居残って
遅い時間まで飲んでしまいました。
幹事さんがつまみに作ったおでん、美味しかったです。大役おつかれさまでした!!

久しぶりの屋外食事会、とても楽しかった。レストランのオシャレな食事も好きだけど、
外でみんなで作って食べる食事も負けず劣らず美味しいものですよね。
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まさか [日記]

帰宅途中に友人からのメールで知りました。

高橋大輔選手、右足ひざ故障のため今週末のグランプリシリーズ中国杯欠場。

時事通信
http://www.jiji.com/jc/c?g=spo_date1&k=2008110400872

毎日新聞
http://mainichi.jp/enta/sports/general/news/m20081105k0000m050027000c.html

NHKオンラインニュース
http://www.nhk.or.jp/news/k10015155301000.html

スポーツナビ
差替になったらもっとひどいことになってる。。。
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/other/headlines/skate/20081104-00000040-kyodo_sp-spo.html

7日に精密検査をするそうです。
振付師さんも変わって新しい高橋くんを見るのが楽しみだった。
ご本人も初戦に向けて気合が入っていたでしょうに・・・

バンクーバー五輪でメダルを取るのが彼の目標なので、まずはしっかり怪我を治して。
軽い怪我であることをとにかく祈っています。

数日後、「やった~、大丈夫!治る!」って書き直せますように。


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小塚崇彦選手、スケートアメリカ優勝おめでとう! [日記]

すごいです!今でも信じられない。まだポカーン(笑)

アメリカ・ワシントン州エヴァレットで行われたスケート・アメリカで小塚崇彦選手が
優勝しました!

リザルト→こちら
ジャッジスコア(採点表)→こちら

これで4年連続日本男子優勝。
2005高橋大輔くん、2006織田信成くん、2007高橋大輔くん、2008小塚崇彦くん。
すごいですね!

2005年に高橋くんが勝った時も19歳、奇しくも今回の小塚くんも19歳。
19歳のスケートアメリカ、日本男子選手がトップへの名乗りを上げる登竜門なのか!?

実は去年のスケートアメリカ、現地で観戦してました。
あのときのショートプログラム、私の座っていた席の近くに小塚選手が座っていたのですが・・・
今だから言えるかな?高橋くんのヒップホップ白鳥に驚いて口をあけて
ぽかーんと観ていたのです。

その小塚くんが、翌年優勝してしまうなんて!!

3月の世界選手権で8位を獲ったことが、すごく大きな自信になったんでしょうね!

今年は現地には行かずに、ストリーミング配信で観戦。
今日のフリー。
冒頭でぴょこん、と跳んでから4回転トゥループへの助走に入るのですが
このウォーレイが小さかった。(9月の中部ブロック選手権と較べて)
ああ、緊張してる。4回転跳べるかな・・・
と思ったらやっぱり転んでしまいました。でも、その後の3アクセル+3トゥループはきっちり。
後半での3アクセルもがんばれ!!と思ったけど残念ながらお手つき。
でも終盤に跳んでくるなんて強気ですねー。
演技の最終盤、ジュリエットへの告白シーンを表現するところ。深い内傾イーグルで
ぐるーんと円を描いて、スピンして、フィニッシュのポーズは本当に素敵でうっとり。

テレビで観ても彼のスケーティングには見とれてしまうけど、生で観るとなめらかで速くて。
ああ、現地で見たかったなあ~。

優勝した本人が一番びっくりしているでしょうけど、本当におめでとう!!

* * * * * * *

女子のフリーはこれからですけど・・・
安藤さんの衣装は私好きです。4サルコウにこだわっているようですけど、調子をみてね。
中野さん、ルッツで苦労してますね。先日の東京選手権も観戦しましたがやっぱり苦労してました。
まだ本調子ではないのかなぁ・・・。
この二人、フリーは同じ「ジゼル」。中野さんの衣装、バレエそのままでとってもかわいいですよ。
安藤さんはどうなのかなあ。ジゼル対決が楽しみです!

キムユナさんの死の舞踏、よかったんですけど点の付き方がすごいですね。
素人判断ですけど彼女のフリップの踏切りはエラーエッジで減点対象じゃない?
あと2アクセルのお手つきの減点は・・・?
確かに彼女もスケートが速いし、動きが優美だけれど。
採点競技って時々わけがわからなくなる。ジャッジスコアを早くみてみたいです。
彼女のフリープログラムは安藤さんの一昨年のショート、シェヘラザードです。

ということで、
シーズンが始まると地上のテレビ放送が待ちきれなくてストリーミング配信をみたり
リザルトのオンライン更新を追いかけてみたり。

日本にいながら時差ぼけでフラフラになりそう~。
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終わりは始まり [日記]

今日は誕生日でした。

でも本当はあんまり嬉しくない。歳をとっていくだけだから。
生まれてきた自分より、苦しい思いをして生んでくれた母をねぎらい、感謝する日
なのかもしれません。

うちは父がなぜか誕生日嫌い?で、あまり祝ってもらった記憶がないんですよね・・・
だからあまり嬉しくない?

今年もやっぱり忘れているようで「何の日だかわかってる?」と訊いたら
「え。なんだっけ?(しばし沈黙)あ、誕生日だっけ。」
その程度です。
まあいいんですけど。

今日は会社をお休みして、心地よい空間で誕生日を楽しむべく品川の原美術館へ。


原美術館



御殿山の緑はまだまだ夏のなごり。今日は暑いくらいでした。

御殿山IMG_0001.jpg

原美術館。
http://www.haramuseum.or.jp/generalTop.html
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現在、写真家 米田知子さんの「終わりは始まり」展が開催されています。

終わりは始まり。いい言葉です。
この先どうしていいかわからない・・・終わり。満足できるもの、突然切れるもの。
そこでそのことは終わるけれど、生きている以上は次の人生が続いている。
終わったことをどう糧にしていくのか。言うのは簡単だけど、糧にするのは案外難しい、と思うわたし。

カフェでランチを摂りました。誕生日ですから昼間からワイン付き♪
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メインは合鴨。
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作品展示も見たのですが・・・
それよりもどの作品も、また何気ない窓からの風景も、何もかもがアートに見える空間。
美術館そのものが作品のようでした。

週末はとても混むと思います。空間を楽しむならやっぱり平日が正解。

冬に直島で見た須田悦弘さんの椿と思いがけず再会したり、奈良美智さんのドローイングルーム
なども空間にぴったりマッチして楽しめたのでした。

出てきたらもう陽が傾いて。
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御殿山の静かな一角。

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わたしと家族が、健やかに過ごせる一年でありますように。

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また一人、氷を降りる [日記]

このあいだジェフ・バトル選手の現役引退を書いたばかり。

実はちょっとそうじゃないかな、と思っていましたが・・・
今日、スイスのステファン・ランビエル選手が競技からの引退を発表しました。
2年前のトリノ冬季オリンピックで銀メダルを獲得した選手でした。
トリノのSPドラリオン、FP四季は今でも私が一番好きなセット。

フィギュアスケートを会場で見るようになったのも彼のおかげというか、彼のせいというか。

わざわざカナダのヴィクトリアまでスケート・カナダ見に行ったりしましたからねぇ(遠い目)

ステファンが見たくて海外まで飛んでいったりしたものの、スケートカナダではグダグダな
四季を見せられて(でも優勝しちゃったけど)、その後のNHK杯はインフルエンザで欠場して。
東京の世界選手権で観た「ポエタ」は完璧じゃなかったけど、渾身の演技にはとても
感動しました。

それなのに、いつの日かを境にステファンにはそれほど熱中しなくなったんだけど・・・

でも、とにかく残念です。
ジェフのときにも書いたけど、トリノオリンピック~今の男子シングルは本当に個性派揃いで
どの試合も本当に楽しみで、わくわくしていたのに。

今年はもう、スケートがきれいで音楽を体現してくれるジェフはいないし、
芸術表現に長けていて情熱的なステファンもいない。

贔屓の選手は別にいるけど、やっぱりジェフもステファンもいない銀盤なんて・・・
なんだか気の抜けたコーラみたいです。
みんなバンクーバーまで、元気に競技を続けてくれると思っていたのに。残念です。

引退の理由をあちこちから拾ってみると、3月の世界選手権の頃から痛めた
左内転筋の故障がよくならないこと、
既に世界タイトル2回、オリンピックの銀メダルを持っているステファンにとって
あとはバンクーバーの金メダルしか欲しくない。
そのためには100%の状態で練習に臨まなければならないのに、90%の状態でしか
練習ができないことは、彼にとってそれは不可能と悟らせてしまったこと
のようですね。

トリノの直前には膝を痛めて「このまま競技を続けたら車椅子ですよ」って医者から
言われていましたし。満身創痍のなかで厳しい練習を続けてきたのでしょうね。

引退したジェフは26歳、ステファンはまだ23歳。
23歳で引退しなきゃならないフィギュアスケートって・・・どんだけ体に負担がかかるんだ。
サッカーや野球なら、さあこれから!の年齢なのにね・・・。

言葉はわからないけれど、スイスのテレビ局SFで記者会見の動画を見ました。
おだやかで、自分に、ファンに。言い含めるように話すステファンがいました。
競技の時の男臭いステファンじゃなくて、素朴でのんびりした23歳の青年。
ずっと悩んできて結論を出した、穏やかな笑顔でした。
ステファン、これからは自分の求めるスケートができるね。
日本にもまた来てくれるでしょうけど、
いつかスイスで。自分の国で笑顔で滑るステファン・ランビエルを見てみたいな~と思いました。

SFの動画。
http://www.sf.tv/var/videos.php
16.10.2008 Tagesschau Mittagsausgabeの
右から二番目の三角をクリックすると動画が出ます。
Rucktritt Lambiel
Stephane Lambiel tritt vom Wettkampfsport zuruck
です。(ウムラウトが表記できないのでマヌケなタイトルになってスミマセン)

swissinfoに日本語の記事アップ
http://www.swissinfo.org/jpn/front.html?siteSect=105&sid=9855580&cKey=1224164672000&ty=st

今までおつかれさまでした!内転筋、早く治ることを祈っています。
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9/17 ウィーン・フィル楽団長講演会「室内楽付」 [日記]

やっと記事を書き出したと思ったら、表現にとても難しい題材を選んでしまったかも。。。
たまたま検索にひっかかったクラシックファンのみなさん、バカ記事ですから
どうかスルーしてくださいね[あせあせ(飛び散る汗)]

9月17日、東京・赤坂のサントリーホールにウィーン・フィルハーモニー管弦楽団長
クレメンス・ヘルスベルク氏の講演会を聴きに出かけてきました。

ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、ぜひ聴きたいと思っていたのだけれど
チケットが高すぎて手が出ず・・・(スケート観戦を2回我慢すればよいのだけどね)
半ばあきらめていたなか、この企画を知ることが出来ました。
それもウィーン・フィルメンバーによる室内楽付き!チケット代4,000円!

これだー!!! (・∀・)

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カラヤン氏といえば、このポーズですねぇ。

ふたつの生誕100年ということで、第一部は「カラヤンとウィーン・フィル」
第二部は「ウィーン・フィルハーモニー協会100周年を迎えて」というテーマで
講演が行われました。

ちなみに私、クラシックにはまったく明るくありません。(GWは熱狂の日で熱狂してますが・・・)

サントリーホールのホワイエには在りし日のカラヤン氏の写真がたくさん飾られていました。

写真を見ていたところ・・・なんと会社の同僚にばったり会ってしまって驚いた!!
彼女はアマのオケに所属しているので来ていても不思議はないんだけど、
向こうからしたらなんでウィーンフィル楽団長の講演会にえらんがいるんだ!?
とそれはびっくりしたことでしょう。。。多分。

弦楽奏のメンバー。

ヴァイオリン:ライナー・キュッヒル、エクハルト・ザイフェルト
ヴィオラ: トバイアス・リー
チェロ: ゲアハルト・イーベラー

ライナー・キュッヒルさんはウィーンフィルのコンサートマスターの方だそうです。
ばったり会った同僚はキュッヒルさんの大ファンなのだとか。

ハイドン:弦楽四重奏 ハ長調hob.Ⅲ-65から第一楽章

の演奏からスタートしました。
続いてヘルスベルクさんの講演に移りました。今まで作曲家の生誕を祝う事はあっても
作られた曲を表現する音楽家の生誕を祝う事はなく、カラヤンの生誕100年を祝うことは
特別なことなのです、とお話しされました。

初めてオーストリアに旅行したとき、ひょんなことからザルツブルグ郊外のカラヤン氏の
お墓参りに行く機会があったなあ。
小さな教会の墓地で、とても静かだったのを思い出しました。

ウィーン・フィルとカラヤンの関係はいつも親密だったわけではなく、特に関わりを持ち始めた
初期の頃は団員との衝突もあったようです。一生カラヤンのことを恨んだ団員もいたとか。

いろいろな確執のあったウィーン・フィルとカラヤンですが、団員の代変わりもあり
後期にはよい信頼関係が生まれていたようです。
カラヤンがウィーン・フィルを振るときには「ああ、家(ウィーン)に帰るんだね」と言っていた
エピソードも語られました。

今回の日本公演の指揮を務めるリッカルド・ムーティ氏もゲスト・トークとして登場。
カラヤン氏との思い出を語ってくれました。
ムーティさんは英語で話してくれたのですが・・・まずその美声にびっくり!
それにサントリーホールの残響・・・どっかで聞いたなあ、これ。。。と思ったらそう、
教会での声の響きにとても似ていました。

ムーティ氏のお話では「一般的にはカラヤンは独裁的で近寄りがたく一切の妥協を許さない」
イメージがついているが、実際の人物像は違う。
リハーサルは和やかな雰囲気で行われ、若い作曲家を見出す事にも積極的であったと。

実際にムーティ氏もカラヤンの後押しで、自分が思っていたよりも早くザルツブルグ音楽祭に
デビューしたこと、それまでカール・ベームの指揮で大成功を収めていた
「コシ・ファン・トゥッテ」への大抜擢のエピソードなどが語られました。

そのエピソード。1982年のことです。
演奏旅行でアメリカのノースカロライナにいたムーティさん。朝7時にホテルの電話がなります。
知り合いがいるわけでもなく、朝7時に電話をかけてくるヤツなんかいるわけない!
とムーティさんは電話を取らなかったそうです。それでも電話は鳴り続ける。
いったいどこのマヌケ野郎なんだよ!と怒りながら受話器を取るとバリトンのような声で
「カラヤンですが」と電話の主が言う。
ムーティさんは傍にいた奥様に
「こいつ朝の7時に電話かけてきてカラヤンだなんてぬかしてるよ!」
(すみません、ここはえらんの意訳が入ってます)
と言ったそうです。
ところが、電話の主はもう一度「カラヤンです」
ここでムーティさん、気がつきます!直立不動になって「マ、マエストロですか!?」
客席一同爆笑。
このやりとりは同時通訳無しでもわかって非常におかしかった。

「どうしてここにいることが分かったのですか!?」
「私にはなんでも分かるんだ」←(やっぱオレ様じゃん・・・)
ここで、ザルツブルグ音楽祭でのコシ・・・の指揮の打診をされるのですが、ムーティさんは
ベームさんの大成功を知っているので返事が出来ません。
「返事には1ヶ月猶予をくださいませんか?」とカラヤン氏にお願いしたところ
「Yes,or No?」即断即決だったそうです。ムーティさん、しぶしぶ承諾。
不意打ちだったんですねぇ。

ヘルスベルクさんに促されて、ずっと語られることのなかったエピソードも披露されました。

カラヤン氏の最晩年、衰弱していくなかでカラヤンさんはザルツブルグ音楽祭で上演する
仮面舞踏会のリハーサルを続けていたそうです。
ムーティさんは休暇で別の場所にいたのですが、急遽ザルツブルグから呼ばれ、その電話で
カラヤンの急逝を聞くことになります。
カラヤンさんはもし自分が仮面舞踏会を振れなかったときは、ムーティさんを代役に立てる
よう言い残してあったのだそうです。
しかし、ムーティさんはザルツブルグの事務局に言いました。「私には振れない」
カラヤンの仮面舞踏会はカラヤンのもので、誰も代わりにはなれない。公演を中止すべきと
ムーティさんは伝えたそうです。
事務局側も意見を尊重して検討したそうですが、結論は「決行」。
ムーティさんは指揮を固辞し、ショルティの指揮で公演は行われました。
ムーティさんはこの決断について、今でも後悔していません。と語っていました。

そんなエピソードを聞いた後の弦楽奏。

モーツァルト:弦楽四重奏曲 ハ長調 K465「不協和音」から第二楽章

どんな不協和音なのかと思ったらとても美しい音の重なりが織りなす曲でした。
じーん、としてしまいました。

休憩をはさんで第二部。

フランツ・シュミット: 弦楽四重奏曲 イ長調から第三楽章

このあとはウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の成り立ちと歴史について語られました。
歴史のお勉強になって少々眠気が・・・Zzzでも最後まで興味深く聴きました。

最後に、ウィーン・フィルハーモニー誕生の立役者でもあるオットー・ニコライの弦楽四重奏が
演奏されました。

オットー・ニコライ:弦楽四重奏曲 変ロ短調

第一楽章で拍手が起こったので、コンマスのキュッヒルさんが指で2,3,4を作って
(第二、第三、第四楽章がありますよ~)とお知らせしていたのがおかしかったです。
ウィーンフィルメンバーの弦楽四重奏、素晴しかったです!うっとり聞き惚れました。

大喝采のうちに講演会は終了。とてもぜいたくな時間を過ごすことができました。

長くなってスミマセンでした。読んでくださった方、ありがとうございます。
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